第61段 着任前日

 着任前日、物凄い緊張感に襲われる。そのせいか、睡魔とともに頭痛がする。
 部屋にはまだ何もないので、布団に包まりながらダラダラと時間を潰している。寝ようと思っても、寮のそばを走る列車の音に阻まれ寝れない。ただこうして、つまらない文章を作っているだけだ。
 はたして自分は、うまくやっていけるのだろうか?不安がよぎる。しかし、不安よりも緊張が気分を支配している。
 テンポラリーとは違う。窓口にも入るし、ホームにも立つ。勿論駅の顔にもなるわけで、研修でやってきたことができるかどうか…。着任前夜、これを思う。

2005/4/24 作

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