第64段 気持ち

 63段より先のアップ。
 研修センターで研修を受けていたときの写真を見ていて、ふっと変な気持ちになった。
 本当はこんなことをネット上で書いてはダメなんだろうけど、話の進行上書かざるを得ない。
 4月のある日、「チームワークトレーニング」という研修があった。丸1日、教室ではなく、体育館や屋外での研修だった。
 体育館でドッジボールと綱引きが終わり、外に出て班ごとでの行動。針葉樹が植わっている人工林の中に、ロープが蜘蛛の巣状に張ってあるもの、丸太が転がっている所、垂直に立った柱にタイヤが嵌っているものがり、これを以下に協力してクリアーしていくかという内容だった。自分はロープが蜘蛛の巣状に張ってあるところでの行動で、編み目になっているところを、一人一人ロープに触れずにくぐり抜け、同じところは二回目は通れないという内容だった。もちろん、高いところは一人では無理なので、他の仲間と協力してくぐり抜けなければならない。
 最初高い所から攻めて、低い所を残す作戦でいっていたので、自分の番になり一番上のところを通ろうと、御輿を担ぐような感じで担がれ、頭が通過した瞬間、背中から落ち後頭部を強打した。背中と後頭部を打ったので、激痛に襲われたが、落ちたとは感じなかった。それでも何とか自力で起き、離れたところでインストラクターと事情聴取をしながら休んでいた。
 当初は記憶が曖昧で、朝食の内容を聞かれても、最初に言った内容と2回目に言った内容が違っていた。しばらくすると、クラスのみんながやってきて自分に謝ったが、みんなに責任があるとは感じていなかった。ひどい激痛に襲われていたので、それどころではなかったのが本音だ。
 その後研修センターの車で病院に行き、CTを受けたが異常は見られず、研修センターに帰り残りの研修に参加。それでも激痛が残っているので、飛んだり跳ねたりはせずにいた。
 その夜、激痛で眠れず再度病院へ連れて行ってもらい、CTも撮ったが異常なし。鎮痛剤をもらって帰ってきた。次の日に、労災申請をするかどうかを話し合い、申請をすると決めて残りの研修生活を過ごした。

 病院から戻る時、みんなが暗い顔をしていたら嫌だなぁと感じていたが、みんなも講師から暗い顔をしないようにと言われていたと後から聞き、心配して損をした。それにこの一件以来、より結束力が強くなった感じがして、良かったと思っている。もちろん、自分が無事だったこともあるだろうけど、無事でなかったらどうなっていただろうと考えると、変に思えてしょうがない。それに誰に責任があるのではなく、当時は気分的に浮かれていて、事故が起きる可能性が高かったと思うし、それが表に出ただけの事、被害が自分だけで済んだこと。それに尽きると思う。

 この件についての問い合わせ等は一切受け付けません。

2005/7/24

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